2004年117公開 映画「解夏(げげ)」
全国東洋洋画系ロードショー  URL: http://www.gege.jp/


映画『解夏』撮影地を訪ねて・・・・
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解夏ツアー 第二弾 2004/2/7 >>

(レポート執筆:いでぐち)

 
 先週(2/1)の解夏ツアー第1弾だけでは、とても予定していた行程を消化できなかったので第2弾と銘打って再び長崎へ行くことに決定。

[2/4(水):だめでもともとと思い、大学の敷地内に入ることができないか、活水女子大に電話してみることにした。ドコモのi-modeを使って電話番号を検索してするとすぐに見つけることができた。早速電話して、聞いたところ施設見学ということなら大丈夫だと言われる。しかも印鑑さえ持参すればすぐに手続きは終わるらしい。というわけで、解夏ツアー第2弾で活水女子大で撮影された現場を予定に入れることに決定。]

 いよいよ解夏ツアー第2弾当日(2/8)、参加者の都合で佐賀県呼子町を車で出発したのは12:30ごろ。同時に福岡のショコラさんから携帯に電話が入った(12:32)。解夏ツアー参加の連絡。もちろんOKして、長崎駅で待ち合わせることにする。順調に車は長崎市を目指す。晴れた空を見ながら「今日は、外海町から五島列島が見えるかもしれないなぁ」と思いながらこの日の予定に入っていないことを少々悔やむ。


15:02
活水女子大にて。



活水女子大学HP
 14:30の待ち合わせに少々遅れて長崎駅に到着。すぐにロータリーにショコラさんを見つけ乗車。活水女子大の施設見学の約束の時刻15:00まであまり時間がないので、さっそく活水女子大をめざす。オランダ坂下の有料駐車場に車を停めた。オランダ坂の途中で上品なおば様方とすれ違ったとき、「今日、林先生が・・・・・」と聞こえたような気がしたのは私だけだったかもしれない・・・・・。
 門横の警備員室の警備員さんに活水の庶務の東郷さんと電話で約束していることを告げ問題なく敷地内に入ることができた。正面に大きな活水女子大の建物が見えてくる。さっそく映画に出てきた白いテーブルと椅子を発見。しかし、どうもパンフレットのそれとは違うようだった。とにかく建物の中に入るとすぐに総務課が見えたので「東郷さんいらっしゃいますか?」と声をかけてみる。すぐに先日電話したものだとわかっていただき、施設見学手続きの書類を出していただいた。名前と住所を書き込み、押印。見学場所は構内として完了。映画の撮影場所を聞くと東郷さんご本人はまだ映画を見ていないということだったが撮影当日の撮影場所を教えていただいた。正面の大きな木があるところ。同時に映画には出てこないが、3階の大チャペルも勧められた。
 大きな木の下の白いテーブル・・・・・。しかしどうも違う。早速パンフレットで確認するがどの角度から見てもパンフレットに掲載されている海と赤い屋根が写っている背景の写真とは違うようだった。中庭もあると東郷さんから聞いていたが中庭から海が見えるとは考えにくい。ほかの場所にも白いテーブルがあるに違いないと思い、少し周りを探してみる。あった!そう、その正面の校舎の左奥(裏)に発見。早速パンフレットで確認。季節が違うので植物の茂り方がまったく異なっていたが確かにここだとわかった。記念撮影完了。朝、雨が降ったせいで椅子がぬれていたので立ったままの撮影となった。

15:12
活水女子大3階
大チャペルにて
 安心して次に、せっかくなので校舎内を入ってみることにした。もちろん大チャペルにも行ってみた。歴史を感じさせる広いチャペル内にはパイプオルガンもあり感慨深い時間だった。しかし両窓ぎわに設置されているエアコンは、これも歴史と諦めましょう。どこからともなく男声で賛美歌のようなものが聴こえた。雰囲気がとてもいい。これは一般の方もぜひ見学に訪れていただきたいところ。廊下を歩きながら、各部屋のドアを数箇所覗いてみた。担当教授の名前プレートがかけてある。さすがに林教授を見つけることはできなかった。最後にお世話になった東郷さんにお礼を言い大学をあとにした。

15:58
南山手雨やどり前にて。
 つづいて、前回第一弾で行くのが遅くなった雨やどりに行くことにした。オランダ坂を降り、歩いて向かう。途中のカステラのお店でyouさんとショコラさんがカステラの切れ端を格安で購入。切れ端といってもカステラ。ここはお勧め。
 南山手雨やどりに到着。残念ながら今回も内山さんに会うことはできなかった。しかしまっさんコーヒーをいただいた。冷えた体に暖かいコーヒーは本当にありがたい。まっさんコーヒー&お茶の6缶セットを購入。
 昨年の夏に置いてあった雑記帳を見せていただいた。聞き覚えのある名前をいくつか確認。窓からは彦山が見えた。 そしてお決まりの記念撮影。

16:03
南山手雨やどり下のジブリグッズのお店
 雨やどりを出てすぐのお店で(=^・^=)猫バスを発見。映画「解夏」には関係ないが、立ち寄る。

16:09
大浦天主堂横の坂
隆之の実家横の坂の下にあった看板
 映画「解夏」を先週見ていた、マスゴンさん(呼子町の老舗菓子店)は解夏ツアー初参加だったので、第一弾でも行った隆之の実家横の坂に行くことにする。坂の名前を看板で確認。

 中略(諸般の理由により一部公開を控えさせていただきます。)


 歩いて駐車場まで戻る。石橋電停横を通り昭和会病院横を歩く。昭和会病院には眼科があることを看板で確認。映画の中で、薬を取りに行った陽子を傘を持って迎えに行く隆之が階段で倒れるシーンが撮影された階段を確認。
 駐車場に戻り、車で次の目的地を目指す。


16:49
編笠橋を確認
古町橋から撮影)

16:54
あのシーンを再現。
 先週、すでに暗くなって全景が確認できなかった編笠(あみがさ)橋に行き、パンフレットと照合・確認。全景を撮影するため走って古町橋に向かう。確かに映画で出てきた編笠(あみがさ)橋を映したアングルだと確信。パンフレットの中の写真に映っていた赤い柱のようなものは小さな鳥居だった。
 階段を降り、パンフレットと照合しながら記念撮影。

【 参 考 】


17:17
万寿庵の看板


17:19
閉店後の万寿庵前にて。
 続いて、そろそろ空も暗くなってくる時間。急いで万寿庵を目指す。道に迷いながらも近くまで来ているに違いないと病院近くの駐車場に車を停め、歩いて探すことにする。細い路地を抜け桜馬場中学校の校庭のところまで来たがお饅頭屋らしき家はない。マスゴンさんが通りかかったおじさんに尋ねてみる。はっきりはわからないが近くにあるというので指示されたほうへ歩く。発見!残念ながらすでに閉店していた。17:00までの営業らしい。ここは、先ほど車で通過した場所でyouさんがポスターが貼ってあることを指摘したお店だった。いつかまたリベンジを期待する。

17:48
興福寺門前にて
 地図を頼りに続いて興福寺を目指す。一方通行などの通行規制に戸惑いながらも興福寺の前まで車で行くことができた。ちょうど1台分、駐車できるスペースがあった。しかしここもすでに閉門していた。残念!とりあえず記念撮影。入場は有料らしく、そのため閉門時間が設けられているらしい。次に来るときは閉門時間を確認する必要がある。

18:19
聖福寺の鬼塀
 あたりはすでに暗くなっていたが場所の確認もしておくことが必要と思い、聖福寺に向かう。ここも一方通行があり少し離れた駐車場に車を停め歩いて行くことにした。暗かったが鬼塀と横の階段を確認。マスゴンさんがすぐに陽子が隠れていた場所を発見。映画そのままだった。鬼塀を撮影するが懐中電灯を持っていなかったため、暗くてよく確認できない。ここもまた次回の宿題として残った。

18:27
聖福寺への標識
 駐車場へ戻る途中で撮影。記念写真も撮るが暗くて写らない。

19:36
江山楼1階・階段横に貼られたポスター
 おなかがすいたので江山楼へ向かう。江山楼近くの駐車場へ駐車した。いよいよ江山楼(本館)へ。今回は1階にとおされた。店内はお客さんでいっぱいだったが、先週のランタンフェスティバルとは違い待たずに入ることができた。清算のときに階段横にポスターを発見。一応証拠写真撮影。
 
 19:30長崎駅前の駐車場に車を停め、ショコラさんの電車の発車時刻まで少し時間があるのでマスゴンさんの提案で楽器店で時間を過ごす。同じ階に映画館があったが映画「解夏」も「精霊流し」も上映されていなかった。
 20:30長崎発の電車に乗るショコラさんと別れたあと、長崎を離れ、有料道路、長崎自動車道を使い帰路についた。
 今回も予定していた場所すべてに行くことができなかった。また夜になってしまい、一部しか撮影できなかったところもあった。というわけで、再度来て確認したいと思う。

23:00ごろ自宅着。走行距離 300kmくらいだったかな?

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