佐世保市制100周年ファイナルイベント
【九十九島ミュージカル】
 海 の サ ー カ ス 団
〜さだまさしさんは「さすらいのムツゴロウ」役で登場!〜

2003.3.22(土)〜23(日)各昼夜2回公演
場所:アルカスSASEBO

ミュージカルについて詳しくは公式HPで(↓)。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~circus99/

会場のアルカスSASEBO。すごく立派なホールだった。井手口の当日レポート
 3/22(土)13時に家を出て一般道を使って佐世保に向かう。案外早く15時に佐世保市駅到着。近くの駐車場(1回600円)に車を止め、会場であるアルカスSASEBOを目指す。駅からすぐに見つけることができた。歩いて数分、早速下見に向かう。ちょうど昼の公演が終わって観客が出てくるところ。思ったよりたくさんの人がぞくぞくと出てきている。夜は早めに並ぼうと思った。

 まだ開場までは時間があるので四ヶ町商店街(アーケード)で時間をつぶす。すごく長いアーケードで、往復するだけで結構時間が過ぎてしまう。時々すれ違う外国人を見て佐世保市に来た実感を感じる。そういえば、イラク戦争の事を考えると佐世保も基地があるし危険なのかもしれないと思った。ウィンドウショッピングであっという間に時間が過ぎ、そろそろ夕食をと駅の近くで食堂を探すがこれといったところがない。仕方ないので「ほか弁」にすることに。肉野菜炒め弁当とウーロン茶を注文、支払いの時スクラッチカードを貰ったので早速削ったところA賞!なんとランチマットが当たった。これはラッキー!今日は何かいいことがあるかも?と思いながら駐車場に戻ると偶然、さだやくし会の山田さんと出会う。そこで山田さんの友人が来られなくなったということで3階自由席の私だったが、なんと!1階S席のチケットをいただいた。これまたラッキー。本当にありがたい。感謝感謝

 車で弁当を食べた後、18時開場だったが車から会場を見るとすでに人が集まり始めていたので17時半ごろ早速会場へ。どうも並んでいるわけではないらしい。会場の前の広場を囲むように人が集まっている。何かあるのだろうかと思いながらも、福岡香椎さだ会場の前で旗をどうやってアピールするかを考えた末、木に着けた。しかし風が強くきれいに見えない。(T_T)研の幟旗を準備。ロープを持ってきていなかったので植栽の幹に何とか旗をつけようと奮闘しているとき、なにやらイベントが始まった。たくさんの人で何をやっているのか後ろからではよくわからなかったが、本物のサーカスみたいに、にぎやかなオープニングだった。
 いよいよ開場18時が近づき並んで待つ。S席の人と、自由席の人では並ぶ列が違うようだ。しかし、それぞれ交互に順番に区切って入場した。誘導は市役所職員だろうか、ボランティアだろうか。

 ゲートを抜け、ロビーに進む。旗をかける自販機が無い。背もたれがある椅子もない。仕方ないので長いすに旗をたらすがどうも目立たない。しかも歩く人の邪魔になっているような・・・・。まぁ、あと10分くらいこのままでいいかな、と思いそのままにしておくと、「さだまさしファンのかたですか?」と問いかけられた「はい」と答えると「そうですか」と言われて終了。次に別の人に「おっかけですか?」と聞かれロビーでちょっとした予告が・・・・さだ研の旗は少々邪魔だったかも。淋しそう。「はい」と答えると「へ〜」と妙に感心されて終了。どうもさだまさしファンとして来ている人は少ないらしい。

 海のサーカス団のパンフレットを1,000円で購入。早速テーマ音楽を担当したまっさんが載っているページを探す。12ページに経歴とともに写真入り(白黒)で紹介されていた。その下には、さすらいのムツゴロウのキャラクターのイラストが描かれていた。絶対にまっさんを最初から意識して書かれたと思われるイラスト。

 いきなりロビーにいたスタッフらしき人が拍子木を鳴らし始めた。なにか始まるらしい。ロビーが騒がしくなってきた。窓際に人が集まってくる。出演するカニ役の人が数分アピールをして終了。開演時間がせまる。旗を撤収、ホールの中に入り席を探す。S席1階12列26番。かなりいい席。ありがたい。山田さんとお友達が隣に座る。いよいよ開演。
 舞台は九十九島の海岸・・・・・あらすじは「海のサーカス団」のHPでご覧ください。


 まっさんは第3景で登場。海のサーカス団の一員として芸(?)を見せる。といってもトークと歌さすらいのムツゴロウという設定。声も高めに役作りをしているようだ。ちょっと寺島アナを彷彿とさせるテンション。みんなが仲良くなればいいのに・・・・このミュージカルのメッセージを伝えるように、まっさんのトークでは平和についての明言も。奇しくもこの日イラク戦争では、米英軍が大規模な空爆を行った日。未明、テレビでは空爆の様子が生中継されていた。

 ミュージカル中のトーク(?)としては長めだった、といってもミュージカル中にトークが入ることはあまり無いと思うが・・・・。1曲歌って退場。このミュージカルのために作られた曲らしい。

 終演後、ロビーにはたくさんの人があふれる。テレビ局の取材班も来ていて、お客さんにインタビューしていた。

 驚いたことに、山田さんから聞いたところによると、このミュージカルには元宝塚のトップ長崎出身の安寿ミラさんが出演されていた。さらに出演者は、佐世保市民を中心に募集した約200人の一般市民だったという。2年前からオーディションを行い練習を重ねてきたらしい。しかもスタッフはほとんどがボランティア。まったくのプロだと思って疑わないほど完成度の高いミュージカルに感じた。



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